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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第12章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②





倒れた俺を抱き起こしたのは
千冬だった

側には
花垣の姿もあった


「何で…」


泣きながら問いかける2人に
俺は「稀咲は敵だ」と言い

初めて
自分の行動の理由を説明した



俺は

創設メンバー達のことを
稀咲の手から守りたかった



パーちん

三ツ谷

ドラケン

マイキー

一虎



みんな

大切な
俺の宝だった






一人でなんとかしたかったが

無理だったみたいだ





けれど

マイキーのことはこれで止められただろう




俺は

自分で死んだ



マイキーが一虎を殺す理由は

もうない








目の前が
どんどん霞んでいく


ふと
花垣の顔が
真一郎君に見えた





(………コイツになら………頼めるかもしれない……)



そんな
一見馬鹿げた考えが頭に浮かんで

その直感に
賭けてみようと思った





黒い衝動を抱えるマイキーを

どうか
守ってやって欲しい






俺は
花垣の目を見た



「…タケミチ……オマエはどこか…真一郎君に似てる………マイキーを……東卍を………オマエに託す‼︎」










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