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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第12章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②





「…そういや……手紙、読んだよ…」

「おー、そうか」

「……オマエの字……下手くそすぎて…最初、暗号文かと思ったワ…」

「あ゛あ⁇何だとテメェ⁉︎」

「…アハハハ…冗談だよ………何通も…ありがとな…」

「………オゥ…」

「…東卍……デカくなったんだな…」

「…あぁ……もう少しで…メンバーも100人に届きそうだ…」

「……そっか……スゲーな…最初は6人だったのに…………あ、そうそう……手紙に出てきた " 千冬 "ってやつ…今度会わせろよ…」

「オゥ!…いい奴だから、きっとオマエも気にいると思う」

「………そーかな…」

「絶対気に入るって…今度、3人でどっか行こーぜ…」

「……」


何かを考えるように
一虎は俯いた


「……………一虎……………今すぐには無理かも知れないけどさ…………オマエがまた東卍に戻れるように……オレ、説得するから…」

「いいよ」


ゆっくりと顔を上げ
俺の目を見る


「……あんなチームに…戻る気はねぇ…」

「…っ…」

「………それよりさ……オレのチームに来いよ、場地…」

「……は?……オマエの…チーム…?」

「…あぁ……東卍なんかよりずっとデカくて…強いチーム……" 芭流覇羅 " ………オレはそこのNo.3だ…」


満足そうに笑うその顔は
何かに取り憑かれているようだった


「…近い将来、芭流覇羅は東卍を潰す………そして俺は……マイキーを殺す」

「……」

「……そしたらオレは……芭流覇羅の英雄になれるんだ…」


見たことのない顔で笑う一虎に
俺は言葉を失った









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