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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第12章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②





レイナは
行ってしまった


それは
あまりにも突然すぎて

俺は
現実として受け入れることがなかなか出来ずにいた







夏の終わりと共に
腹を刺されたドラケンは無事退院し
東卍の集会に副総長が戻ってきた


その頃には
8・3抗争で愛美愛主を仕切っていた半間が、初代副総長を名乗った芭流覇羅というチームの噂を
あちこちで耳にするようになっていた

東卍に対して直接何かを仕掛けてくることはまだ無かったが
周辺のチームを次々に吸収し
すごい速さで大きくなってきているようだった


これまでの調べで
マイキーと話をしていた眼鏡の男の名前は
" 稀咲 " だと分かった

稀咲と半間の繋がりは、元愛美愛主という所にあったが
愛美愛主は世代間で内部分裂していたという話もあり
もっと調べなくては分からないことだらけだった


単独での調査は思うように進まず
千冬にも相談できない事ばかりで

俺は
正直、行き詰まっていた





そんなある日
俺の生活を一変する電話がかかってきた



「…場地か?…久しぶり…」

「一虎?…出てきたのか」

「んー。3日前な」

「…ぇ……何ですぐ連絡しなかったんだよ…」

「…悪ィ……ちょっとバタバタしててさ………でも、もう落ち着いた…」

「……」

「………会おうぜ…場地…」









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