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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第12章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②





自分がずっと考えてきた事と彼女の話があまりにも違いすぎて
頭の中がパンクしてしまいそうだった


驚きと戸惑いと嬉しさがぐるぐると回って
口を開けたまま声を出せずにいると

急にレイナが少し怒ったような口調で言った


「…圭介さぁ……メール、読んでないでしょ」

「……メール…?」

「圭介が風邪引いた日、私が帰ってから送ったメール!」

「………………‼︎…」


俺は慌てて携帯を取り出し
メールの受信箱を開いた


ボタンを連打し
7月の終わりまで日にちを遡っていくと

彼女からのメールが
未開封のままそこに残っていた











圭介、さっきはおどろかせてごめんなさい。
ビックリしたよね。
あんなの、できれば見られたくなかった。
ちゃんと説明したかったけど、お話できなかったから
メールを送りました。

あれを付けたのは、私の兄なんだ。
圭介、前に一度会ったことあるよね?
私の母親は私が小6の時にあの人の父親と再婚したの。
あの人は、血のつながりはないけど
一応、私の義理の兄なんだ。

ふだんは一人暮らししてて、一緒に住んでないんだけど
お休みの前とかにたまに家に帰って来るの。
兄妹になったんだから仲良くしようって言われて
手つながされたりとかベタベタしてきて、すごく嫌だった。
それが段々エスカレートしてきて、
着替えてる時とか寝てる時に部屋に入って来られたりして…

だから私、あの人が来てる時は家に居たくなくて
いつも外で過ごしてたの。


圭介に相談したかったけど
気持ち悪いと思われたらどうしようって
嫌われるのが怖くて
ずっと言えなかった。

でも、やっぱり圭介にはちゃんと知って欲しい。
もう彼女ではないけど、友達として。
気持ち悪いって思われても
黙ってたこと怒られてもいいから
今度、話聞いてもらえないかな…?

今さら勝手なことばっかり言って本当にごめんなさい。
お返事待ってます

















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