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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第12章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②




pm 7:00

レイナの家の近くの公園で待ち合わせ
俺達は倉庫へ向かった

街灯の下を並んで歩く


『……なんか久々だね…10日ぶり位?』

「一緒に行くのはそんくらいか……オレはここんとこほとんど毎日行ってたけど…」

『そうなの⁈……なんだ〜…誘って欲しかったな…』

「…だったら…そう言やぁ良かったのに……オマエ、学校でも全然話して来ねーじゃん」

『…そ、それは…』

「……何だよ……ホントのことだろ?」

『……』


少しの沈黙の後
彼女は小さな声で言った


『………なんか………圭介…すごい人気者だから……声掛けづらくてさぁ…』


彼女の態度がずっと気になっていた俺は
無意識にイラついていたのかも知れない


「は?何だそれ。くだらねー」


理由を聞いて気が抜けたのと同時に、少し呆れてしまい
吐き捨てるようにそう言うと
レイナはキッと俺を見上げた


『くだらなくてゴメンね!』

「…っ…何怒ってんだよ…」

『……怒ってない…』

「…どう見たって怒ってんじゃねーか…」


どう見たって絶対に怒っているのに
原因に心当たりが無くて
俺は焦った


「…マジでどうしたのオマエ……オレ何かしたかよ…」

『……何でもない……言ったって圭介には分かんないよ…』

「分かんねーから聞いてんだろーが!」

『…っ…』

「………何なんだよ………同中になること…喜んでくれてたんじゃねーの…?」

『……喜んでたよ……ていうか…今だって嬉しいよ…』

「………じゃぁ……何で避けんだよ…」

『……』

「………オマエの態度………前と全然違くて…モヤモヤすんだよ……………何でか分かんねーけど…ずっと気になって……イラつく…」


俺の言葉を聞いて
レイナは不満そうに唇を尖らせた


『……モヤモヤしてるのは…コッチの方なんだけど…』

「あ゛⁇…何でオマエが…」

『…っ…だって!圭介、いっつも女の子と話してるじゃん!』






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