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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第12章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②





向かったのは
一虎と初めて会ったゲーセン

あの日以来
ここには暇つぶしに2人でよく来ていた




最近ハマってる格ゲーは
今日も俺の負けだった


「クソ!もー1回!」

「アハハ…場地、いい加減諦めろって〜…オマエじゃオレは倒せねーよ」

「ああ゛⁈ざけんな一虎!次こそボコボコにしてやる!」


そう意気込んだリベンジも
ギリギリの所で結局は負け

一虎は昔からゲームだけは上手かった



「……もう1回…」

「えー…今日はもー勘弁しろよ……それよりさ…アレ…」


ニヤついた顔の一虎が指差した先に
クレーンゲームをしている2人組の女がいた


「…2×2でちょうどいーじゃん…ナンパしよーぜ♪」

「え゛?ヤダよ…」

「ノリ悪ぃ事言うなよ〜」

「…てかオマエ、さっきのでまだ懲りてねぇの?」

「あん位で懲りるかよ…むしろリベンジしてぇの!頼むよ場地…」

「ざけんな…誰がナンパなんかするか」

「………チッ…しょーがねぇな……じゃオレひとりで声掛けっから、もし引っかかったら付き合えよ♪」


一虎は「…今度は上手くいきそーな気がする」と言うと
俺の肩に腕をまわし、2人組のいる方へ近付いていく


「ねーねー♪キミ達、2人?」

「はぁ?……っちょ、待てって一虎!」

「…黙ってろ場地……良かったらさぁ…オレらと一緒に遊ばねぇ?」


一虎の言葉に
2人組の女たちがクレーンゲームから顔を上げた


ひとりは、いかにも遊んでそうな金髪のギャル系
もうひとりは、黒髪で少し大人びた雰囲気の女だった






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