第11章 東京卍リベンジャーズ・三ツ谷隆(続編)
仕事を終えると
いつも帰宅は深夜になった
玄関に小さなパンプスが揃えられているのを見る度
未だに口元がほころんでしまう
オレはシャワーを浴び
小さな灯りのついた寝室へ向かった
モゾモゾとベッドに潜り込むと
薄く目を覚ました彼女の声が聞こえてくる
『………ん………おかえりなさい…』
「…ただいま…」
『……いま…何時…?』
「…am 2:30…」
『……そんな時間なんだ……』
「……………今朝、寝不足とか言ってたけど…少しは寝られたのか?」
『…んー……短い時間だけど…すごく深く眠れた…』
「……そっか…」
目を閉じたまま話をしているレイナの顔を見つめて
ゴクリと唾を飲み込む
「………オマエ……明日、休みなんだっけ?」
『…そうだよ〜………フフ……やーっとお休み…』
「……だったら……いいよ…な…?」
オレは肘をついて身体を起こすと
彼女の顎に指を掛けて上を向かせた
『……ん…?』
唇の柔らかさを確かめるように軽く押しつける
小さな水音を立てて離れると
まだ半分微睡みの中にいる彼女が目を開けた
『……ん………たか…し…?』
返事の代わりに舌を差し入れ
水音を立てながら口腔を犯す
レイナは
少し驚いたように身体を捩らせた
『……ん…………ちょ……待っ…』
「…無理。……もー何日お預け食らわされてると思ってんの…」
これ以上余計な事を言えないように唇を塞ぎ
深く舌を絡める
『……っ…ん…………ふぁ……』
パジャマの上から胸元を弄ると
すぐに先端が主張を始めた