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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第9章 東京卍リベンジャーズ・灰谷兄弟





「腹が減った」と言う望月がデリバリーを注文したのをきっかけに、ワイン以外の酒もどんどん開けはじめ
事務所の中はいつの間にか酒盛り状態になっていった




0時を回った頃
ドアが開いて竜胆が入ってきた


「お〜…竜胆、帰ったかぁ♪」

「「「おつかれ竜胆」」」

「…おつかれ〜……って…酒くさ‼︎」


顔をしかめる竜胆を見て
ほんのりと頬を染めた九井が珍しく上機嫌に笑った


「……ハハ……ワイン試飲してたらいつの間にかこんな事になっちまった…」

「はぁ?…ココ…面倒くせーから兄貴にはあんまり飲ますなって前に言ったろ〜……なんか…日本酒のビン小脇に抱えちゃってんだけど…」

「まーまー…たまには、さ…」

「竜胆、ワインでいいか?…コレなかなか美味かったぞ」


望月が新しいグラスにワインを注いで竜胆に勧めると
鶴蝶が反論する


「いや、まずはビールだろ?」

「…ぇ……オレはいいって…」

「いーからいーから……久々に兄ちゃんと飲もうぜぇ〜竜胆」

「…一杯くらい付き合えよ〜……ホラ、特等席空いてんぞ…」


腕を引かれ、蘭と望月の間に座らされた竜胆は
観念して鶴蝶からビールの缶を受け取ると、兄の手から一升瓶を取り上げ、目の前にあるテーブルのなるべく遠い場所に置いた


「……じゃあ、一杯だけな……けど…兄貴はこれ以上飲むなよ?」

「…分かった…今グラスに入ってる分で止めとくよ…」

「うん……絶対それで最後だぞ…」

「…へいへい……んじゃ、改めておつかれ〜」


5人はグラスを上げて乾杯した






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