第1章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介
頬にそっとキスを落とすと
レイナの瞳が自分を捉え
静かに伏せられる
圭介は唇を押し付けるように塞いで
彼女を強く抱きしめた
ためらいがちに腕が背中にまわされ
指の先が
ツゥ…と素肌をなぞる
じれったいくらいに控えめな触れ方が
彼女らしいと思った
けれど
「……そんなに緊張すんなよ…」
『……ゴメン…』
「………別に……謝らなくてもいいけどよ…」
もっと乱れて欲しくて
下着の中に手を入れて弄る
微かに湿り気を帯びた泉の縁をゆっくりとなぞった時
レイナはピクンと身体を震わせた
『…ぁん…っ…』
反応を見ながら指先で探ると
レイナの身体が応えてくれる
圭介は
探し当てた敏感な蕾に繰り返し触れた
「……ここが…イイのか…?」
『……ぁあんっ………や…ぁ……圭介…』
聞いたことのない声が
甘えるように名前を呼ぶ
泉に指を沈めると
レイナのナカは溶けているかのように
とめどなく蜜を溢れさせた
『……はぁ…ん……』
指の数を増やして出し入れすると
彼女は強く首に縋り付いてくる
押し付けられた胸が柔らかくて
あったかくて
圭介は頭がクラクラしてきた
「……レイナ…………オレ……もう…」
『……ウン……いいよ…』
下着を剥ぎ取り
自分も裸になる
膝を開いて
はち切れそうな自身をあてがうと
押し返されるような抵抗感があった
『……痛い…んだよね…?……なるべく…一気に挿れて…』
心配そうな顔のレイナを
安心させる言葉のひとつも出て来ない自分が不甲斐なくて
圭介は慰めるように
額に口付けた
レイナの手を取り
指を絡めて強く握る
狭い入り口を押し広げると
レイナは痛みを堪えるように目を閉じた
繋いだ手の甲に
小さな爪が食い込む
このまま指が折れてもいいから
彼女の痛みを代わってやりたかった
そんな事を考えていられたのは
そこまで
言われた通り
一息に深く潜った途端
圭介はたちまち余裕がなくなった
こんなに強い締め付けの中で動いたら
すぐに達してしまいそうで
大きく深呼吸をして
気持ちを落ち着けた