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anthology

第3章 パッショーネと


その人気のない道中ブチャラティは徐に止まり、振り返った。

「パッショーネの幹部になるには何が必要だと思う。棗」

「んーーー、幹部のお気に入りになったりすることですかね?日本ではそういうつながりでのし上がっていく人が多いです。」

「ジョルノはどう思う」

「金です」

「そう」とブチャラティは即座に反応した。

「幹部になるには信頼はもちろん、大金が必要になる。
今回、このポルポが獄中死したということで遺産が大量に眠っているという噂が出回っている」


「その大金というのが…」

「そう、ポルポの遺産だ。しかもその在り処は俺が知っている。」
「そして俺やジョルノ、そして棗が謎のボスに近づくためには認められなけりゃあならない。
誰かボスの近くにいるやつに認められ信頼を得なければボスを倒せない。まず俺たちは力をつける。幹部にのし上がるんだ。もちろん二人では無理だ。信頼できるチーム、ボスを倒すにはこれが必要なんだ。」


「ボスを倒す…」


乗った船だから仕方がない、と思いつつかなり危険な旅路になりそうだと感じた。
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