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第2章 出会い




「そういえば、ジョルノ、話って何?」


そう、私はネアポリスのジョルノの学校近くのカフェに「話がある」と呼び出され、今に至る。私はティーカップを片手にケーキをつつく。


「棗姉は麻薬は悪だと思いますか。」

「はぁ・・・?」


ジョルノは「うーん」と渋る表情を見せ、少し言葉を選んでいるように見えた。

「まぁ確かに最近若者の麻薬や覚醒剤のせいで治安が悪くなりつつあるっていうのは現状ね。


それが何?」


今この私たちが住んでいる地域は治安が最悪になっているというのが現状だ。
若者の薬物、そしてそれを安価で売るギャングたち。
これが今大きな問題になっている。


「棗姉、驚かないでください。僕は町中に薬物を撒き散らしたい、などとは一切思っていません。」

「当たり前よ!そんなこと言ったら、父さんや母さんに言いつけるからね」

「それは勘弁してください。あなたのお父さんは本当に怖いのなんのって・・・


そして改めて言いたい事があります。」


「自分の息子のように思ってるからね、当たり前よ。
で、何?」


「ギャングになろうと思います。パッショーn「ブーーーッ」

「は!?
ジョルノ正気なの!?」


ジョルノの真っ直ぐ私を見ており、決心は固いらしい。
こうなったら私のいうことも全く聞いてくれない。
まぁ最近は少し手癖も悪いし、少しそっち気があるとは感じていたが・・・

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