第7章 新年早々出久くんとイチャラブ姫始めしたいなと思う話

ずぽっ♡ずぽっ♡ずぽっ♡ずぽっ♡ぐぽぉっ♡♡

『い“、いひゅ…んごっ、ん“んぅ♡』
「黙ってて…、歯立てたら許さないからっ…」

こんな動き方、まるでヤってる時見たい…。わざと挑発し、ちょっと叱られたいなという願望はあったものの、まさかこんな上級者向けのプレイを仕向けてくるなんて思ってもみなかった。

咳き込む合間もない、喉を性器みたいに扱われ、犯されるという未知の感覚が苦痛のはずなのに、どうしてかビクビクと身体が痙攣して腰が跳ねる。

「はぁ…♡口なのにっ、濡れてるの？」

苦しいのと気持ち良いのとで、考慮の余地もない自分のシャツの中に緑谷の手が入ってきたと思ったら、洪水のように溢れていた汁を掬うように陰部を弄ってきた。

無遠慮に口内を使われ、恥ずかしい指摘をされ、込み上げる被虐心と羞恥心が興奮を高めさせる。こんな責め苦を受けて興奮するなど、飛んだマゾヒストに落ちぶれてしまったんだなと自分でも思った。

「ぁ“……イキそっ♡ん、はっ…♡」
『むぐっ……、ん”ん“♡』

まさか喉奥に挿したまま出す気だと悟った途端、秘多は逃げ場を求めるように足を弱々しくばたつかせる。加えて太ももを叩き辞めることを訴えたが、そんな抵抗も虚しく、上に跨っている緑谷は後頭部をガッチリと抑えたまま無我夢中に腰を振り続けていて、こちらに心を配るような様子はない。

どっびゅうううううう♡♡どびゅううう♡どびゅるるる♡

『ん”ぉっ♡♡ぐ、ん“ん”っ！！♡♡』

彼の腰がグッと顔に押し付けられたと同時に、粘っこく熱いものが喉奥に叩きつけられる。悪戯で我慢させてしまった分、えげつない射精量と勢いが注ぎ込まれて、押し出そうと身体の防衛機能が反応したが、緑谷はそれを許さんと更にねじ込んだ。逃れられる術なんてなく、嫌々ながらソレを飲み下すとやっと彼の手が離れイチモツが抜かれていく。

『かはっ……う”っ…♡』
「はぁ……溢さない、ちゃんと飲んで」

後から来る嘔吐感でえずきそうになる秘多の口元を緑谷が手で抑える。躾とはいえ厳しすぎる…。涙と涎も止まらず口の中に残った濃いものを頑張って飲み込む自分を息荒く彼が見詰めていた。

手が離れてやっと許してもらえると、酸素の足りない脳内でそう思い込んでたが、どうやら読みが甘かったようだ。