第7章 新年早々出久くんとイチャラブ姫始めしたいなと思う話
『いじゅく、ん…っぷはぁ…♡限界?』
「う“っ……♡無理だ、こんなっ」
『うん、分かった…っちゅ♡ん、んむっ…♡』
ぬりゅ♡ぬりゅ♡ぬりゅ♡ちゅぱっ♡ちゅるるるるるるっ♡♡
「い、いきなり…激しっ…、密っ♡くっ…い“っ」
『んっ♡いいよ……♡』
「もう、出るっ…で、へっ!?♡あ”、あああ”ぁっっっ♡♡い“、いい加減に“っっ…!!」
あえなく射精の態勢に入るイチモツの根本をしっかりと指の輪っかで縛り上げ、吐精を妨げる。そうすると、ヒーローのものとは思えない、悲痛な嬌声が部屋に轟いた。
特に恨みや不満があった訳でもなく、そうやって身悶える緑谷に期待を抱かせてはしれっと裏切る。うん、流石にこれは可哀想だと思った…。
『あっ…』
「……っ」
『…い、出久くん、大丈夫?』
聴かれても可笑しくなかった短い悲鳴の後、肩で息をする彼の身体がくたりと弛緩するのを確認してから陰茎を手放した。本当にやりすぎたかもしれない…。返事がなくて心配になり、再度呼びかけようとしたその刹那ーー。
グイッ
『っ!?』
瞬きする間もなく、身体が強引に引っ張られる。気がつけば背にマットレスあって、骨が軋む程強く肩を掴まれながら組み敷かれていた。誰にって無論、緑谷にだ。大変お怒りの様子で険しい表現をこちらに向けている。
「悪戯が過ぎる、限度ってものがあるだろっ…本当に怒るよ??」
『……度々そうやって叱るけど、何かと私を許してくれるよね、君は』
人の機嫌を損ねたなら詫びるのが常識だが、謝るどころか反省の色すらない自分を緑谷がじっと見下ろす。そして火に油を注ぐかのように、出久くんって私に甘い…そう何気にボソっと呟いた途端、カチンっと何か来たような音がして秘多は精神的に身構えた。
「君には、戒めよりまず…躾からだね」
優しい口調と裏腹に、純粋無垢なヒーローにしてはとても冷酷な瞳孔が自分を見据えていた。
…ーー
『んぐっ…!ん“ん♡んぅ“…♡』
息が詰まる…。先程咥えていた所を越して無理矢理に喉奥まで入っていく。亀頭がソコを掠める度にえずき、自分の意思と関係なく喉がイチモツを締め上げた。それが快感だったのか、頭を掴み直した緑谷が亀頭を抜いては再び根元までごちゅっとねじ込むと、霞む視界いっぱいに彼の肌色が広がった。