第7章 新年早々出久くんとイチャラブ姫始めしたいなと思う話

仰向けになるよう指示し、カウパー液を滴らせたイチモツを手で緩く扱いてから口を近付かせる。

『大きい…♡真ん中辺とか太くて、詰まりそうっ。先っぽも形が分かるくらいカッチカチだし、凄いエッチな匂いもするけど…私、頑張るね』

一々コメントが多くて若干怒り出そうとする緑谷だが、亀頭に舌を這わせた途端にピタっと静まり返った。鈴口辺りが弱いのかなと思いながら、汁を味わうようにチロチロと舐め取る。

それだけで微かに腰を揺らし、鼻に掛かった声を出している彼が相当溜まっていたのだと見受けられた。証拠に、何度掬っても濃ゆい先走りは止まらず、先端から分泌し続けている。正直、苦い、そして疲れそう……、でも頑張るって言ったからにはちゃんとそうする。

『んむ、んん…♡』

決して美味しいとは言えない陰茎の味に秘多は顔を一切顰めず、入れられる範囲でソレを頬張る。高校生にしては立派で、いつ弾けてもおかしくないくらいパンパンに腫れていたモノを、今まで自分は体内に受け入れていたのか？そう思うと恐怖に似た感情が昂りとなって不意に奥が疼いてしまった。

浮き出てる血管もまた禍々しく、根本を扱いて上げる度に表皮の下で蠢いる。ほぼ巨根だ、こんなの…。うっとりとしながら敏感に成り上がったカリ首の溝を唇で締め、いけるとこまで沈み込ませると緑谷の腰が歓喜に震え上がった。

「う“っ…ぐ……♡あ”ぁ…♡溶けっ♡」

イチモツで塞がれた口元をほんの僅かに綻ばせて、口内の粘膜全体が竿を包み込む形になると、そのまま上下にストロークを付けた。経験不足である為、流石に根本までといかず半分とちょっとしか出来ないが、咥えられない部分は手淫で補う。

それでも緑谷からの苦情はなく、ただベッドに深く身を沈め、口淫による快楽に気持ち良がりながら表情を歪ませていた。

ジュルルルルルル♡ジュル♡にゅぷん♡にゅぷん♡

『んちゅっ…♡まさか…、もうイキたくなった、なんて言う気…？』

温かくヌルヌルの口内にフィットした竿が小刻みに震えるのを感じる。汁を軽く飲み込む喉の動作に、背を仰け反らせた緑谷が小声で喘いだ。

同じ屋根の下で住んでいるご家族に聞かれたくないが為、熱っぽい顔で必死に声を抑えようと拳を口元に当てている。その仕草がどことなく愛らしくて、自分だけを感じてくれているという事実に独占欲が煽られる。