第3章 我慢出来なくて朝っぱらから出久くんと野外でガッツリしちゃう話
鳥の囀りも、揺れる木々の音も、もはや二人の耳に届いていない。本当に獣にでもなったのかと思わせる程に、肌同士は激しくぶつかり合い、上も下も無我夢中で交わっている。
『もう、イっへるのっ”♡んん!う“、イっう“♡イっひゃう“…♡♡』
「ぁ、あとちょっと…う”っ♡、あとちょっとだからっ」
亀頭が子宮口にノックを繰り返す度に甘イキをかまされて、次第に秘多の脚元はぐらつき、潮を垂れ流す。それでも緑谷はなんとか彼女の身体を支えて、もうすぐだから…と脳内でもぼやき、最後の一突きを入れた。
ドチュンンンっっっ♡♡♡
『んん“、っっっ!!!♡♡♡』
その最後の一撃が、きっと入れてはならない部分に入ってしまったんだろう。舌を覗かせ、ガクガクと全身を震わせながら膣内を収縮させる彼女に己の子種を注ぎ込んだ。
最初に出された時と比べ、今回のは長くて勢いも強い気がする。それでもすぐには引き抜かず、二人は熱いぬかるみを堪能するように体を密着し合っていた。
『はぁ……♡汗、かいちゃったね……』
「そうだね…」
『うち来る?シャワー浴びたい…?』
「うん……」
『じゃあ、一緒に入ろっか』
「うーー、……お願いしますっ」
結局、若い男女の情事はちょっとやそっとで終わらず、自宅にお邪魔しては延長戦に突入する始末となった。
仮免試験は無事合格したものの、キスマークを付けられたことを完全に忘れていた緑谷は、未だにクラスから変な疑惑が掛けられている模様。
END