第3章 我慢の先に(激甘)●河田ソウヤ
ー1週間後
「おーい、ソウヤ、今日夢来んだろ?兄ちゃんもいてやろうか?」
ニシシっと冗談ぽく笑うナホヤ。
「絶対来ないで。帰るときは連絡してね。」
この手の事はいつもしつこいからといつも以上に冷たくあしらう。
「分かった分かった、ンでお前らちょっとは進展したのか~?」
そう笑顔で聞く兄に、思い出したかのようにボッと顔を赤らめるソウヤだった。
ん?とソウヤの口元に耳を寄せるナホヤににボソボソと何かをつぶやく。
「え・・・マジ?」
嬉しそうな表情をするナホヤ。
ちょ、詳しく詳しく、としつこい兄に、もういいからあっち行って、と赤面しながら逃げていく弟であった。