第3章 我慢の先に(激甘)●河田ソウヤ
突然テレビがプチっと真っ暗になる。
ソウヤがテレビのリモコンを持ち電源を切ったのだ。
「だめ、もう無理。」
「え・・・?」
彼の方を向くと同時に唇に何か触れた。それがソウヤの唇だとすぐに気づいた。
初めは長く表面だけをつけるキスだったが、それが離れるとすぐに二度目が重なってくる。
角度を変えたり、下唇を咥えたりと貪るようなキス。
ヌルリとしたものが私の唇をこじ開けようとしていた。
「口、開けて・・・」
彼の言いなりになったように恐る恐る口を開けばスルっとすかさず入ってくる。
奥まで入れず、中を確かめるように舌を動かす。
ソウヤの腕はがっしりと背中や後頭部をホールドしており、逃げる隙がなかった。
今まで経験したこともないような感覚にゾクゾクと腰が疼いていた。
「は・・・っ」
ようやく離された唇からは熱い息が漏れた。