第53章 Epilogue ☆

わたしは零の瞳を見つめ返して、言った。


「愛してるから」


「リラ…」


「零のこと、愛してる」



愛してると言った瞬間、零はわたしの身体を力強く抱きしめた。



「僕も、愛してるよ。リラ…」



その言葉と同時に、零がわたしのナカに入ってきて、わたしたちは2年ぶりにひとつになった。



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