• テキストサイズ

【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】

第7章 君との距離




そして、あっけなく4分弱の曲は終わりを迎えた。


ライブTシャツにショートデニム、ロングブーツを履いたリラが両手で手を振りながら最後の挨拶をする。


「今日はほんとにありがとうございました!
また会おうね!!」


ストーカーは、現れなかったな…
いや、これから現れるのか?


そんなことを思いながら、リラがステージ奥の階段を駆け降りたとき、その頭上で何かが動いた気配がして思わず上を見た。


すると、上に掛かっている照明がひとつ、ぐら…と不自然に揺れた後、リラの頭上目掛けて勢いよく落ちてきた。


「リラ!危ない!!」


そう叫んだ後、僕は夢中でリラのもとへ走った。


/ 945ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp