第43章 バーボンよりライなのか　☆

そのとき、零の先割れから勢いよく白濁の液体が飛び出し、わたしの顔を白く汚した。


びゅ…


「っ…リラ…飲んで…」

「んぁ…」


言われるがまま、顔に掛かった精液をペロリと中途半端に舐めた後、零の肉棒を手も使わず口に咥え、残りの精液をじゅ…と吸い上げた。


「っ…舐めて…綺麗にして」

「んっ…ん…」


言われるがまま、零のを口に含んだまま上下に動かすと、零は眉を歪めてわたしの頬を撫でてくれる。


「いい子だ…」


お酒なんかより、零に酔わされてる自分がいる。
だって、綺麗にしてと言われただけのはずなのに、わたしは自ら進んで零の欲望を大きくしようといやらしく舌を使った。


「っ…終わらせる気、ありますか？」


そんなわたしの行動に、零は少し微笑みながらわたしを意地悪に見下ろした。


「…零はもうやめたい？」

「やめない」


そう言うと、わたしの腕を拘束していた手錠を外した零は、手首についた赤い傷を見てそこにキスをした。


「ごめん…痛かったよな…」

「平気だよ？零になら、痛くされてもいい。
でも…」


そう言って下を向くわたしを零は優しく抱きしめてくれた。