【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第43章 バーボンよりライなのか ☆
そして、いつも冷静な零が、今は我を忘れて快感を追い求めている気がして、その表情に思わず胸がドキッと高鳴った。
「リラのナカ、熱くて僕のにぎゅっと絡みついてくるよ…」
「や…っ…恥ずかしい…」
「縛られて、犯されてるのに気持ちよさそうだね」
カチャカチャと鳴る手錠を見て微笑む零は、わたしの頬を優しく撫でた。
「っあ…っ…も…ダメ…おかしくなっちゃう」
「また自分だけイクんですか?
ずるいよ…」
そんなこと言いながら、零は自分のモノを前後に出し入れして、わたしの胸の突起を指で摘んだ。
「あっ…やっぁあ」
「気持ちいい…リラが感じてる顔見るのが一番ソソる…」
わたしが喘ぐほど、零は嬉しそうにまた愛撫を繰り返すから、再びわたしは快感の頂点に連れていかれる。
「も…だめ…イっちゃう…」
そう言うと、またビクッと身体が跳ねて、全身がぎゅっと縮まるような感覚になる。
その時、余裕の笑みを見せていた零の眉が少し歪んだ。
「っ…僕もイキそう…」
そう言ってわたしを悩ましげな目で見下ろすと、腰の動きにスパートをかける零。
「っ…あっ…リラ…」
時々、珍しく声を漏らしたながら腰を振る零の動きに合わせて、わたしの腕についた手錠がカチャカチャと音を立てた。
「イク…」
ぽつりと呟いた零は勢いよくわたしのナカから自身の肉棒を引き出すと、手錠で繋がれたままのわたしの顔に持ってきて、手で上下に扱いた。