【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第43章 バーボンよりライなのか ☆
そう前置きした零は、さっきと同じ、一番感じる蕾を舌で舐め始めた。
クチュクチュ…
「っあぁぁっ…ぁあ」
零の舌が上下に動く度にわたしの身体がビクビクと跳ねて快楽が這い上がってくる。
気持ちいい…
縛られて、無理矢理恥ずかしいところを舐められているのに、気持ちいいなんて変かな…
「リラの蜜、甘いな…」
「っ…甘い?」
「全部舐め上げたいぐらい」
そう言いながらも、零はクリトリスを攻めるのをやめない。
くちゅ…ちゅ…
零の舌が動く度に、卑猥な水音が響き、それがだんだん大きくなってくる気がした。
「零…待って…もうダメ…」
「どうして?」
「だってまたイッちゃう…」
はあはあと涙目になりながら零を見ると、零は容赦なくわたしを再び高みへと連れていく。
「や…だめ…だめイク…っ…」
そしてまた、わたしの身体は大きく痙攣した。
手錠で手を拘束されているから、イッてる間にピクピクと脈打つ身体を抑えることもできない。
放心状態になりながら浅い息を吐いていると、零が口元を手の甲で拭いながらセクシーな眼差しでわたしを見下ろした。
「まだ2回目だ」
「っ…零…もう無理だよ」
酔った零がまさかこんなにドSになるなんて思っておらず涙ながらに訴えると、零はわたしの両脚をまた開きながら笑った。
「僕がイッてないでしょ?」
少しだけ微笑みながら、でも目は全然笑ってなくて、その表情にゾクッと快感が走った瞬間、わたしのナカに零が押し入ってきた。
ズズッ…
「っひあ…っ…」
思わず身体が仰反るほど、零のがいつもよりも硬く大きくて、熱い。
「っ…リラ…悪いけど、優しく出来ないから」
そう言った零は、逃げられないようにわたしの腰を両手でホールドし、腰を大きく引くと思い切り奥に打ちつけた。
「ああっ」
「リラ…熱い…」
「っ零だよ…熱いのは…っ」
お酒のせいか、身体を合わせるたびに重なる零の身体が熱い。