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【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】

第41章 降谷先輩 ☆




もし、小鳥遊さんが起きたらわたしたちの姿は丸見えだ。


「声出さなければ、バレないよ。」

「声出さなければって…ダメだよ…前だって楽屋で全然我慢できなかったし…」


そう言って、見せかけばかりのダメを言うわたし。
本当はダメって思っていないこと、全部知ってるかのように零の手がわたしの着ている部屋着の隙間から素肌に触れた。

そしてゆっくり、零の手がわたしの身体を上の方に這っていく。


「あっ…ダメ…」

「ダメ?…やめる?」


あと少し、あとほんの少しで零の手がわたしの双丘に触れようとしているのに、ピタリと止めて、やめる?なんて聞いてくる零。

優しいはずの零は、わたしを抱こうとする時突然いじわるになる。


わたしは、ぎゅっと零にしがみついて、小さな声で降参した。


「やめないで…」

「…やめないよ」


甘い声で囁いて、零は止めていた手をゆっくりとまた上へと動かした。

そして、わたしの感じる場所を掌が覆った時、わたしから甘い吐息が漏れた。



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