【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第39章 スキャンダルのその先は ☆
そう言って、リラの子宮まで響くぐらいにペニスを打ち付けると、リラから甘い声が響く。
「あっ…あっ…」
「リラを抱いているときが、一番幸せだよ…」
「っん…あっ…」
「リラ…このまま、ナカに出してもいい?」
髪を撫でながらそう尋ねると、リラは少し残念そうに眉を下げて僕を見た。
「っあ…ダメ…
昨日、ピル飲むの忘れちゃったの…」
「そっか…でも、ごめん。
我慢できそうにない…」
ダメなんて、最初から聞くつもりはなかった。
「えっ…や…だめだよ…あっ…」
「リラが好きすぎて、我慢できない」
「だめっ…あっれいっ…れ…」
むしろ、ダメだと言われれば言われるほど、リラのナカに全部吐き出したいと言う独占欲が強くなるばかりで、
本当に僕はリラのことになると僕らしく無くなる。
自分の建前なんて、全部無意味になる。
「ナカに出すよ…」
「だめっ…だめ…あっ」
「っ……」
ドクンッ…
結局、僕はダメだと言うリラを完全無視して、リラのナカに白濁の液を射精した。
孕ませたい。
そんな警察官としてあるまじき思考を持っている自分に初めて気付いた。
「リラ…」
名前を呼びながら後ろからぎゅっとリラを抱きしめ、ゆっくりと引き抜くと、くぷ…と音を立てて僕が出した精液が溢れ出てくる。
そして、リラの太ももを伝う。
「ナカに出しちゃダメって言ったのに…」
「ごめん。でも、もし子供が出来たらちゃんと責任を取る覚悟はあるよ」
「…それは、結婚してくれるってこと?」
そうだよ?
そう肯定しようとした瞬間、リラは慌ててあははと笑い出した。
「ごめん、忘れて?
結婚とか重いよね!何言ってんだろうわたし…」
そう言って無理に笑うリラを抱きしめ、前髪を上げてオデコにキスをした。
「ちゃんと、考えてるから。将来のこと」
「…ん…」
「その時まで、待ってて?」
「…うん」
リラと結婚して、リラとの子供をもうけて、ずっとこの先も一緒に生きていく。
リラの笑顔を隣で見ながらずっと。
そう信じていた。
*
*