【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第39章 スキャンダルのその先は ☆
立ったまま、正面から繋がった僕たち。
リラは、少しでも気を抜いたら膝がくだけてしまいそうな様子で、僕は咄嗟にリラの身体を片手で支えた。
「前からするの、いいな。
リラの感じた顔を見ながらできる…」
そう言いながらリラの頬を撫で、腰をズンズン振った。
「あっ…んっ…零っ…れい…だいすきっ…」
「リラ…止まらなくなるよ、そんなこと言われたら」
止める気なんて、とうの昔になかったけれど。
そんな風に開き直った僕は、リラに刺していた肉棒を抜くと、リラの身体を後ろ向きにした。
壁に押さえつけるようにして手をつかせると、リラのお尻の間から立ちバックの状態で再びナカに挿れた。
ズズズズッ
「っんんんんっ…」
さすがに、壁のすぐ向こうに藤亜蘭がいると思い出したのか、リラは自分の口を塞いで必死に我慢している。
「リラ…気持ちいい…
リラのナカ、熱くて狭くて、最高だ」
「あっ…そんなこと、言わないで…っ」
顔を赤くして恥ずかしがるリラに、僕は耳元で甘く囁いた。
「どうして?
…リラのここ、僕がこうやって出て行こうとすると、いかないでって締まるんだよ?
可愛い…」
「っあ…っ…その声、ずるい…」
「ほら、また締まった。
ずるいのはリラだから。
こんなに僕を虜にして、責任とって…」