【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第38章 零じゃなきゃ ☆
その一言のすぐ後、零の大きくて硬いモノがわたしの身体を貫いた。
ズズズズッ
「あぁっ…あ…」
「リラのナカ、熱い…」
「っ…熱いと、気持ち良くない…っ?」
「その逆…
熱くて、狭くて、気持ちいい…っ」
零が眉を歪ませて、わたしの身体を求めてくれるのが嬉しくて、わたしはぎゅっと彼の身体にしがみついた。
「奥、入ってるのわかる?」
「んっ…おっき…」
「リラのせいで大きくなったんだ」
耳元で甘い意地悪を言いながら、零が奥へ奥へと欲望を突き上げる。
その度に、繋がったところから卑猥な水音が漏れて、わたしの喘ぎ声も高く甘くなる。
「あっ…ぁ…れ…」
「リラ…イキそ…」
「っ…イッていいよ?」
ついさっき、先にあっさりとイかされたわたし。
零にも気持ちよくなって欲しくてそう言うと、零は繋がったところの前にあるわたしの感じる蕾を指で潰した。
クチュ…
「っあ…」
「リラも一緒にイこう?」
耳元で甘い媚薬のような声でそう言われ、零の指がソコを擦ると、わたしの身体の奥から何が這い上がってくる。
「あっ…まって…零より先にイッちゃ…」
「っ…リラ…気持ちいい…
リラのナカにずっといたい…」
「やあっ…その声、やめて…っ…」
「っく…」
零の甘い吐息混じりの声にわたしの脳も溶かされて、同時に2人の身体が大きく跳ねた。
ドクドクと、零の吐き出した欲望がわたしのナカに流し込まれるのを感じた。
零の大きな背中に必死に手を伸ばしてしがみつきながら。
「っは…ぁ…っ…は…」
「リラ…」
肩で息をするわたしに、零はゆっくりと唇を重ねた。
そして舌を絡ませて、また妖美な口づけへと変わる。
「んっ…ぁ…零…も…ダメだよ…」
「足りない」