【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第38章 零じゃなきゃ ☆
付き合い始めた時と少しも変わらない。
零と一緒にいるだけで、鼓動が少しだけ速くなって、零に触れられるとさらに大きく速くなる。
「リラ…
今日は、いつもより意地悪してもいい?」
「え…」
いいよ。と返事をする前に、零がベッドサイドの引き出しからあるものを取り出した。
それは、1年記念日の時に零がプレゼントと言って初めて使った、男根を模したバイブだ。
「や…待って…」
「待たないよ…」
零はわたしの両脚を強引に開くと、その中央の割れ目に勢いよくバイブを挿入した。
ズズッ…
「ひあっ…」
「…あれ?まだ胸しか触ってないのに、あっさり入ったな…」
とぼけた風に意地悪を言う零は、わたしの目をじっと見つめながらバイブのスイッチを入れた。
ヴヴヴヴヴ…
「っんぁああっ」
わたしのナカに刺さったままのソレは、機械音を鳴らしながら震え始めた。
振動が脳にまで来て、わたしの脚がガクガクと揺れる。
「れ…っ…や…抜いて?」
「自分で抜いて?手を使わずに。
前に教えたよな?」
そう言われたわたしは、アソコの力を入れたり抜いたりして身体をくねらせた。
徐々にバイブがわたしのナカから出て行こうとするのを感じていたとき、零の手がそれを掴んでまた奥へと押し戻した。
ズズッ
「やぁあっ」
一気に奥にきた快感に思わず身体がびくっと跳ねた。
そしてわたしの抵抗も虚しく、あっさりと絶頂を迎えてしまう。
「イク…っ」
肩を震わせ、びくびくと痙攣する身体を、零が優しく抱きしめてくれた。
「上手にイケたな…可愛い…」
「っ…いじわる…」
「うん。意地悪ですよ?
知らなかった?」
微笑みながら零はそう言ってわたしの脚を開き、その間に自分の腰を入れた。
「え…」
「君のナカに入りたい」