【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第33章 降谷零の右腕になるには ☆
安室side
「零だって、興奮してるくせに」
そう言って、リラが腰をグラインドさせた時、むく…と僕のモノが大きくなった。
バレてたか…
けれど、今日は右手が使えないからリラを気持ちよくしてやるのは無理だな。
だから、我慢しようと思ってた。
そんな僕の思惑は、思わぬ方向に転がる。
リラは僕の胸にゆっくりと顔を近づけると、胸板の上にある突起を遠慮がちに舌で舐めた。
ちゅ…
「っん…」
「零、ここ気持ちいい?」
「っ…ん…くすぐったい。
…というより…」
必死に僕を気持ちよくしようとしているリラが可愛すぎる。
正直、気持ちいいよりリラが可愛いの方が勝ってる。
「…っじゃあ、いつも零がつけてる印、わたしもつける」
そう言ってリラは、今度は僕の首筋に唇を添わせた。
「ん…っ…」
ちゅ…と力一杯吸うリラの髪から良い香りがする。
そして、ゆっくり離したリラは愕然とする。
「つ、つかない!」
「付け方、教えてあげますよ」
そう言って、今度は僕が上半身を起こし、上に乗るリラの首筋に舌を這わせた。
「こうして、少し小さく口を開けて、一点集中して吸う…
っ…ほら。僕のものって印だ」
ゆっくり離すと、リラの白い首筋に赤い痕がついていた。
「じゃあ、わたしももう一度…」
そう言ってリラは、さっき僕が教えたとおりに首筋に唇を乗せた。