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【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】

第31章 警察官に相応しい彼女 ☆




わたしは、こんなにもズルい女だったのか。

零にわたしだけ見て欲しくて、わたしで頭をいっぱいにして欲しくて、仕事をすると言っていた零をベッドの上で誘惑した。


「んっ…ん…」


唇が重なり、舌が絡むとわたしから甘い声が漏れ、それを塞ぐようにまた零の舌が口内を犯す。


「その気にさせた責任、ちゃんと取ってくださいよ?」


優しさの中にすこしの意地悪を含んで笑う零は、わたしの着ていた服を脱がせながら、下着越しに胸を揉んだ。


「零っ…あっ…」


零の名前を呼ぶと、興奮したように息を吐いて両手でわたしの胸を寄せあげた。


服を脱がされ、下着姿になったわたしの背中に手を回し、ぷつ…とホックを緩めると、零の目の前で下着がふわりと浮いた。


それを取り払われると、素肌が零の前に晒されて、思わず羞恥心が働いて顔が赤くなった。


「リラ…」


零は悩ましげな声でわたしの名前を呼んで耳からわたしの脳を溶かした。


そして両手で胸を揉みながら中央に寄せ、距離の近くなった突起を両方同時に口に含んだ。

ちゅく…


「あっ…れ…いっ」


ビクッと身体を震わせると、わたしの目をじっと見ながらまた突起を舌で転がす。

くちゅ…ちゅ…
ちゅぷ…


「っん…ぁ…気持ちいい…」

「もっと気持ちよくしてあげるよ」


その一言のすぐあと、零は右手でわたしの太ももを撫でた後、脚の間に手を入れ、ショーツの隙間からトロトロに溶けた蜜壺に指をあてがった。


「もうトロトロ」

「だって…」

「ほら、こんなに音立てて、悪い子ですね」


クチュクチュ…

零がそんな意地悪を言いながら、ワザと水音が響くように手を動かした。


「好き…んっ…」


好きだと言ってすぐ、零にキスで口を塞がれ、その間も指の愛撫は止まらない。

脳が痺れるほどの快感にじわりと涙が滲んだ。



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