【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第30章 ジェラシーの温度 ☆
「この旅行中、リラのことずっと抱くつもりだから。
覚悟しておいてくださいね。」
「ず、ずっと!?」
慌ててそう聞き返すわたしを嘲笑うかのように、零はまたキスをしながら立った状態のままわたしの胸を両手で揉んだ。
「っん…ぁ…れ、零?」
「ん?」
「あの、ベッド行かないの?」
「和室だから布団だ。敷かないと。
待てないよ、そんなの」
零もだんだん興奮してきたみたいで、はぁ…と熱い吐息を吐きながらわたしの着ているワンピースのボタンを開けていく。
そして、サイドについているファスナーが降ろされると、そのままバサッとワンピースが下に落ちた。
ピンクのフリルが付いた下着姿になったわたしを、零が大事そうに抱きしめる。
「可愛い…リラ。
脱がせるの、もったいないな」
そう言って、零は下着のホックを外さずに、カップを指で下げた。
つんと上を向いた突起が顔を見せ、同時に零の舌がその突起を弄ぶ。
ちゅ…
「あっ…」
立ったまま愛撫をされ、脚がガクガク震えてきた。
「零っ…」
「僕がもう一人いたら、どんなふうにリラを可愛がるかな?
僕がこうして胸を弄っていると、もう一人の僕はリラのどこを触ると思う?」
耳元でそう囁かれ、わたしは思わず想像してしまった。
もしもう一人零がいたら…
グズグズにとろけている、アソコを指でなぞって欲しい。
零の舌で胸を犯されながら、指でソコを掻き回して…
そんな想像をしてしまい、わたしのナカからとろり…と期待の蜜が溢れ出た。