【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第29章 零と過ごす2度目の夏 ☆
「すぐにイッて、妬けるな…
僕より機械の方が気持ちいい?」
「や…ちが…」
零がいい!と零にしがみついて言おうとした瞬間、またあの黒い男根がわたしのナカに挿入された。
「っあぁあんッ」
「気持ちいい?」
「っ…あ…きもちいっ…ぁあっ」
ヴヴヴヴヴと機械音がわたしの中にくぐもって、わたしの水音と不協和音を奏でる。
そして同時に零の舌がわたしの胸の突起を転がした。
くちゅ…
「やっ…ぁっ」
「ん…リラ…」
あらゆる角度から違った攻め方で快感を与えられ、わたしの身体はだんだんと麻痺してくる。
「れ…っ…もダメ…」
「ダメ?」
「したい…よ…」
もう欲しくなってしまったわたしは、はしたないんだろうか。
快感の波を襲われて、はやく零とひとつになりたいという欲望が迫り上がってきた。
零はふわりと笑った後、わたしの髪を優しく撫でた。
あ…抱いてくれる…
そう思ったわたしに、零は耳元で囁いた。
「舐めて」
零の命令は、甘い媚薬だ。
わたしは自分の身体を起こすと、零の脚の間に腰を下ろした。