第26章 謎に包まれた黒の話　☆

そして、ゆっくりとわたしの部屋着の隙間から中に手を侵入させる。

零の掌がわたしの身体を這い、ふに…と胸の膨らみに触れた。


「あっ…」

「リラ…リラだけだ…
好きだよ…」

「っ…わたしもすき…零…」


零が何度もわたしに好きだと伝えてくれる。
真っ直ぐ目を見て、好きだと。

わたしも、零のことが好きな気持ちをもっともっと伝えたい。
言葉で伝える以外にもっとちゃんと伝わる方法…

そう思ったわたしはゆっくりと自分の利き手を下に伸ばした。

そして、零の割れた腹筋の下にある、硬く勃ち上がったソレを手で撫でる。


「っ…リラ？」

「触っちゃダメ？」

「…ん…じゃあ僕も、容赦しないよ？」


そう言うと零は胸を弄っていた手を外した。

そして、わたしが着ていた部屋着をあっさりと脱がせたあと、わたしのショーツ越しにアソコをなぞった。


「っあっ…」

「仕返し」


そう言ってちょっと意地悪に笑う零を見て、やり返してやろうとわたしはまた零のボクサー越しに大きいモノをさする。

わたしが手を動かすと、ボクサーの中でさらに大きく硬くなっていくのがわかり、愛しくてたまらなかった。


思わずわたしは、零のボクサーから勃ちあがったモノを取り出し、握りながら上下に扱いた。


「っ…リラ…」


ムクムクと、ひとまわりまた大きくなるのを感じていると、わたしのアソコをなぞっていた零の指も、わたしのショーツの中から直接割れ目をなぞった。


クチュ…


「あっ…ぁあ」

「…リラ…キスしよう」

「あっ…っん…ンッ…ふ…」


くちゅ…じゅ…
舌を絡ませながらお互いの性器への愛撫を繰り返した。

お互いのくれる刺激が気持ち良すぎて、だんだんとわたしのアソコから漏れる水音が大きく卑猥になっていく。

クチュッ… ピチャ…