【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第24章 この部屋で最後に ☆
か細い声でそう言って顔を覆うと、零の身体が後ろから密着してわたしを抱きしめた。
「可愛い…リラ…」
お尻に、零の大きくなったモノがあたる。
もうこんなに…
わたしは一切触れていないのに、わたしの身体を触ってるだけでこんなになるんだ…
嬉しさと恥ずかしさで戸惑っていると、零はわたしの腰を両手で持ち、お尻を突き出させた。
思わず洗面台に手をついたわたしは慌てて後ろを振り返る。
「やっ…なに?!」
「挿れたい…」
「え…待っっ………ぁあっ」
待って。
そう言おうとしたとき、零の大きくなったモノが問答無用でわたしのナカに入って来た。
ズズッ…
突然押し寄せて来た快感に、わたしの目の前にチカチカと星が飛ぶ。
「あっ…ぁ…零ッ…」
「っ…リラ…
ここで一緒に暮らし始めた頃は、安室さんって呼んでたよね?」
「っん…ぁ…」
「安室さんって呼んで?
僕に抱かれるとき、安室さんって呼んだことなかったよな?」
そう言いながら、零はわたしの奥まで硬い肉棒を突き上げていく。
名前なんて呼んでる余裕、ないのに
「っぁ…あ…む…ッぁあぁ」
「っ…そんなに締め付けないで…」
はあはあと甘い息を吐きながら正面を見ると鏡の中の自分の目があった。
顔がトロトロになって、もう彼のことしか考えられない。
そんなだらしのない顔をしたわたしの後ろで、零は眉を歪ませて快感に負けないように耐えているように見えた。