【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第24章 この部屋で最後に ☆
後ろからわたしの首筋を舌で舐めながら、片手で右胸を包み込むように揉んだ。
「んあっ…」
「リラ…」
「や…零のエッチ…」
「うん。ごめんね…?」
そんな、口ばかりのごめんねなんて、ずるい。
そもそも零に脱がされてた時点でわたしは少しずつ興奮で息があがっていたのに、こんな風に触られたらもう我慢が出来なくなる。
ふと前を見ると洗面台の鏡がわたしたちの姿を映す。
零の褐色で骨張った大きな手がわたしの胸を味わうように揉んでいるところが。
こんな風に正面から自分が愛撫されているところを見るのは初めてで思わず顔が熱くなる。
そして零も、わたしが気持ちよくなってること、絶対わかってる。
「気持ち良さそうな顔をするね。リラは」
「っ…ん」
零の左手は、わたしの太ももを何度か優しく撫でたあと、ゆっくりとショーツの方へと向かって行く。
「あ…待って…す、するの?」
見せかけだけの抵抗をスルーして、零がわたしのショーツの割れ目をなぞると、ビクッと身体が跳ねた。
そして零は意地悪に耳元で囁く。
「ショーツの中、ぐしょぐしょだ…」
「あっ…ヤダ…」
かああっと顔を赤くしながら、顔を手で覆うと、零はわたしの履いていたショーツを下にずり下ろし、欲望の糸がとろりと垂れた。
「…糸引いてる」
「言わないで…」