【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第20章 僕のこと好きだろ? ☆
下着姿にしたわたしを、後ろから抱きしめながら零の手がわたしの身体に這う。
その様子を客観的に見て、ますます恥ずかしさと興奮が増した。
「あっ…零…」
「リラ…可愛い。
好きだよ…」
言葉は甘いのに、零の手がいつもより少しだけ乱暴で激しい気がする。
だって、こんなに両胸を鷲掴みするみたいに…
ひたすらに零のくれる快感に身を捩らせていると、零はわたしの身体からブラを取り払い、わたしの太ももの内側を撫でた。
「脚、開いて?」
わたしがうん。と言う前に、零の手がゆっくりとわたしの脚を開脚させると、
TVにその様子が反射して、わたしは思わず顔を背けた。
「やだ…恥ずかしい」
「恥ずかしいけど、濡れるんだ?」
零はわたしのショーツ越しに、アソコの割れ目をつつ…と撫でた。
「あっ…やぁ…」
「胸を触られて、感じた?
それとも、後ろから意地悪されるのが気持ち良かった?」
意地悪な零の声が後ろから耳に届く。
こんなに意地悪されてるのに、感じるわたしは変なのかな?
いつもよりドキドキして、零にもっとして欲しいと思ってしまう。
零はわたしの首筋にキスをしながら、片手で胸の突起をくりくりと摘み、もう片方の手でショーツ越しにクリトリスを潰した。
「ゃ…っ…ああっ」
同時に来た感覚に、脳が痺れて身体がビクッと跳ねる。
そして同時に思う。
ショーツ越しじゃなくて、直接触って欲しい。
「れ…い…」
「ん?」
「あっ…な、ナカ、触って?直接…」
「うん。触ってあげる。
このまま、一回イケたらね」
そう言って、零の指がまたショーツ越しにクリトリスを刺激する。
「あっ…ぁ…」
直接触って欲しいのに触ってくれないもどかしさ。
なのに何故かわたしの身体は簡単に絶頂に近づいている。