【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第17章 似てない家族 ☆
くちゅ…ぐちゅ…と、音が大きくなるにつれ、リラの様子がおかしくなってくる。
「あ…っ…ダメ…れいっやめて…」
「やめる?じゃあ、離すよ?」
「や!やめないで…」
「どっち?」
はあはあと肩で息をするリラに耳元でそう聞くと、リラは涙目になりながら言った。
「やめないで…っ…
イかせて…」
リラのこんな乱れた声、ちゃんと聴こえているだろうか。
それだけで優越感に浸った僕は、リラの奥の奥まで何度も突き上げながら、リラの耳元で囁いた。
「僕もイきそ…
中出ししてもいい?」
「ん…っ…いいよ…」
「僕の欲しいって言って?」
「っ…れいの…零の精液欲しいっ…
ナカに注いで…いっぱいにして…」
「いい子だな…」
もう限界をとっくに越していた僕は、リラがイクのとほぼ同時にリラのナカに白濁の液を射精した。
びゅ…ビュク…
「あ…ぁ…」
はあはあと上がった息を吐きながら、リラは僕を見た。
「零…好き…大好き」
そう言いながら、ゆっくりと目を閉じて眠りに落ちていった。
「ふ…寝ちゃいましたか。」
すやすやと眠る彼女の頬を撫で、キスをする。
さっきのリラの最中の声、聞こえていただろうか。
むしろ、聞かせてやりたいと思ったんだ。
リラを譲る気は少しも無いし、リラはもう僕の彼女なんだから。
ふと扉の向こうのリラの兄の様子が気になったけれど、さすがに扉を開けて確認するわけにもいかず、僕もリラを腕の中で抱きしめたままゆっくりと眠りについた。