【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第17章 似てない家族 ☆
安室side
リラのナカに入った時、リラを独り占めしたいという独占欲と同時に、リラが僕に愛されてどんなに悦んでいるかを見せてやりたいという支配欲が押し寄せてきた。
思わず自分の声を塞ごうと口元に手を持っていくリラを静止して、ワザとリラが感じるところを攻め立てると、リラから卑猥な声が高く響く。
「あっぁ…や…ダメ…」
「リラ…気持ちいい?
気持ちいいって言って?」
「あっ…気持ちいい…あぁあ」
リラは僕のずる賢い魂胆など知りもせず、僕にしがみつきながらあんあんと喘ぐ。
もっと、もっとリラの声が聞きたい。
リラの声で、エロいことを僕に言うのを聞かせてやりたい。
リラは僕のものだと見せつける方法がこれしか思いつかない僕は、自分が思っている以上に子供なのかもしれないな。
そう思いながらも、腰を振って奥を突き上げながら、リラの耳元で囁いた。
「リラ…僕とするの好き?」
「あっ…ん…すき…好き…」
「じゃあ、ちゃんと言って?
そしたら、もっと気持ちいいことしてあげるから」
悪魔みたいに笑いながらそう言うと、リラは従順にも僕にしがみつきながら、はあはあと甘い吐息を吐く。
「あっ…れ、零とするの好き…
零とエッチするの、大好き…」
「リラ…可愛い…」
涙目になりながら僕に愛を訴えるリラのナカを突き上げながら、結合部のすぐ上にあるリラの蕾をクチュ…と潰すと、リラから高い声が上がる。
「あぁぁあっ」
「ここ、好きだね」
身体を弓形にしながら感じるリラを逃さないよう、僕はリラの愛液を掬い、蕾に塗りつけるように指で弄る。