第16章 愛が重い　☆

「気持ちいいなら、もっとしてあげるよ」


全く悪びれもなく、僕はリラの蕾を剥いて芽を露出させると、そこに優しく舌を這わせた。


「やっ…！ああぁっ」


ピチュ…くちゅ…ぴちゃ


「あっ…や…だめ…もうダメ…」

「気持ちいい？」

「あっ…きもちい…ッぁ…あ」

「…少なくともあと10回イクまでやめないよ？」


そう言うと、素直なリラは身体をまた痙攣させる。

もう感じ過ぎて、放心状態になっているリラに追い討ちをかける様に、僕は耳元でワザと低い声で意地悪に囁く。


「何回イクの？」


今度は親指で蕾をコリコリと潰しながら、またベロリと蜜壺の入口を舐め上げた。


ちゅく…


「ひあっ…も…ダメ…おかしくなっちゃうよ」

「おかしくなっていいよ？
リラの恥ずかしい姿、僕に見せて？」


そう言いながら、蜜壺の中に舌をぬち…と挿れながら親指で弄っていた蕾をつぶすと、リラの身体が大きく跳ねた。


もう何度目がわからない絶頂を迎えたリラは、はぁはぁと息を吐きながら涙目で僕を見る。


「もう…許して…？」


容赦のない僕の攻めにリラはもう失神寸前らしい。

この辺でやめておいてやろうか…
そう思いながら、リラの秘部から顔を離した時、リラから思いもやらぬ言葉が飛び出す。


「零の…挿れて？」

「…え？」

「したい…零のちょうだい」


さんざんエッチなことをされたせいで、もう感覚が麻痺しているのか、頬を紅潮させて悩ましげな顔を向けながらそんなおねだりをしてくるリラ。


「散々イッたのにまだ足りない？」


そんな意地悪を言いながらも、辛抱強くない僕はリラの蜜壺に猛った自身をあてがった。