第15章 世界で一番幸せな朝を　☆

零に背を向ける形で横向きになると、同じ方向を向いた零が後ろからわたしの身体を抱きしめた。


零の顔が見れなくて、ほんの少しだけ寂しくなるわたしはお子様なんだろうか。


そう思っていると、零の舌が後ろからわたしの耳をぺろ…と舐めた。


「んあっ…」


「可愛いよ…リラ…
もっと僕を感じて？」


そんな、骨の髄まで溶かすみたいな言葉を言いながら、零は耳を舌で弄んだまま右手を蜜壺の入口に、左手をわたしの膨らみに添えた。

そして次の瞬間、3箇所から一気に快感が押し寄せてくる。


「えっ！あっ！ぁあッ…や…」


ピチャ…と耳を舌で舐め、コリコリと胸の突起を弄びながら、蜜壺の入り口のすぐ上にある一番感じる蕾をぬち…と潰す零。


「あっあぁ…や…ダメ…」

「ダメ？嫌い？」

「すきっ…すき…だけど、い…っちゃうよ」

「もう覚えたの？リラはやっぱり優秀だ。」


耳元でまた甘くそう囁かれ、全身の力が抜けた瞬間、零の長い指がわたしの蜜壺に一気に侵入した。


ズプッ…


「ひあっ……！あ……ぁっ…」


頭が真っ白になってから、大きく身体が痙攣する。

零が教えてくれたイクっていうことを噛み締めながら、後ろから抱きしめてくれる零の腕をぎゅっと握った。


「好きだよリラ…
もう、ダメだ可愛すぎてずっとこうしていたい」


そう言いながら、零はわたしの髪に鼻を埋めながら、硬くなった自身をわたしのお尻にグリグリと押し当てた。