【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第15章 世界で一番幸せな朝を ☆
昨日抱かれてそのまま眠ったから、ショーツすら履いていない。
それに気づいたときにはもう零の手はわたしの太ももの付け根に達していて、そのまま真ん中の割れ目をなぞった。
クチュ…
わたしが欲情している証明が音となって耳に飛び込んで来る。
「もう濡れてるな…
もしかして、期待してた?」
「っん…ぁ…ちが…」
「違う?リラはしたくなかったの?」
「ちっちがう…」
「フッ…どっち?」
優しく笑いながら、零はわたしの瞳を覗き込んでくる。
零の前では強がりも、意地も全部無意味だ。
「…したかったもん…
零に、気持ちいいことして欲しかった
もうやだ…変態だわたし」
「僕の方が変態だから、覚悟しておいて」
零はそう言いながらわたしの身体をぐるんと横向きにした。