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【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】

第14章 溶け合う体温 ☆




安室side


リラの狭いナカに挿れると、ギュウ…と締め付けてきて、思わずイキそうになった。


痛そうに顔を歪ませ、だけどやめたくないと縋り付くリラが愛しくて、僕は何度もリラを強く抱きしめた。


痛いのを、必死で我慢して僕を受け入れてくれたリラが可愛くて仕方ない。

僕が最初で最後の男になれれば、こんなに幸せなことはないな。



腰を引いてゆっくりとまたナカに進めると、余裕無さそうに、僕にしがみつきながら、リラから甘い声が漏れる。



「っあ…ぁッ」

「っ…リラ…」


可愛い…
可愛い…

もう、可愛いしか出てこない。

最奥まで挿れる頃にはもうリラが痛がってるとか気にする余裕なんてなく、ひたすらに腰を振った。


出し入れするたびに、リラのナカがどんどん潤い、卑猥な水音が次第に大きくなる。


「あっ…ぁ…」


リラの可愛い喘ぎ声が耳を刺激して、快感と溶け合いながら、僕は気を抜いたら一瞬で絶頂を迎えそうになるのを必死で我慢した。


そんな我慢も、もう限界で僕は汗を拭うことも忘れて、リラの頬を撫でた。


「リラ…気持ちいい…」

「っ…ほんと?嬉しい…」


そう言ってリラはじわ…と涙を浮かべる。


「どうして泣くの?」

「…いつも、わたしばかり気持ち良くしてもらってたから…
零が気持ちよくなって嬉しい」


あぁ、もう。
初めての痛みと快感で余裕なんて少しも無いくせに、僕のことを考えてくれていたのか。


「僕の方が嬉しいよ。」


そう言って繋がったまま、リラの頬にキスをして続ける。


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