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【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】

第14章 溶け合う体温 ☆




「リラ…キスしよう」

「ん…」


目を閉じて、零の唇を感じる…
温かくて、柔らかくて、幸せで…

その時



ズプッ…


「っ…!?!」

「っ…リラ…」


零がわたしのナカに入ってきた。
初めて感じる質量は思った以上に大きくて硬くて、激痛が走った。


「いっ…た…」

「痛い?」


わたしが痛みで眉を歪ませると、零はすぐに腰を引いてくれる。

好き…
どこまでも優しくて、わたしを大事にしてくれる零が大好き…

このままやめて欲しくなくて、腰を引こうとする零にしがみつきながらすがった。


「痛くない…」

「…痛いだろ?」

「…だけど、やめたくない…零とやっと、ひとつになれたから…」


そう言うと、零はまいったように笑いながら言った。


「悪いけど、言われなくてもやめられるわけないですから」


そう言って、一度引いた腰をまた前に押し出し、わたしの狭い入口をこじ開けながら奥へ奥へと進めていく。


「あっ…あ…ッ…」

「っリラ…っぁ…気持ちいい…」


零はそう言いながら、時折快感でぎゅっと目を瞑る。


ゆっくり、ゆっくりと奥まで入ったあと、零はわたしの身体をぎゅっと抱きしめた。


「…全部、入った?」

「あぁ。痛かったのに、ごめんな?」


宝物みたいにわたしの髪を撫でながら、頬にキスをする零が愛しくて、わたしは思わず強がってしまう。


「痛くないもん…」

「嘘ばっかり」


そんな強がりも、零の前ではまったく無意味で、好きが溢れて苦しい。

零とこうしてることが嬉し過ぎて、わたしは零にしがみつきながら精一杯の愛を伝えた。


「…初めてが、零で良かった…
大好き…零…ほんとうに、好き」

「リラ…」

「…零の気持ちいいように動いていいよ?」

「…そんなことしたら、リラのこと壊すよ…」

「いい。壊されても、好き…」


零にしがみつきながらそう言うと、零はわたしの身体をぎゅっと抱きしめた。


「リラ…動くよ…痛かったら言って?」


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