【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第11章 前の彼女 ☆
突然締め付けが無くなったことに驚いていると、有無を言わさず安室さんの手が部屋着の隙間から侵入して素肌に触れた。
この間、触られたときと同じ感覚。
身体の奥が疼いて、安室さんの手の動きを必死に追う。
やわりと胸を揉まれると、わたしからエッチな声と欲望の蜜が溢れる。
「あっ…」
「胸、触られるの好き?」
「んっ…わ…かんない。
でも、安室さんに触られるのは…すき」
気を衒ったことを言えず、思ったままの言葉が口から出てくる。
安室さんは少しだけ笑いながらわたしの耳元で囁いた。
「いい子ですね…」
「んっ…」
「リラ…脚、開いて?」
グズグズに濡れたはしたないアソコを見られたくなくてぎゅっと閉じられたわたしの脚を、安室さんが撫でながら言った。
「や…だ…」
「やっぱり、まだ早かった…?やめようか」
安室さんはそう言って優しく髪を撫でてわたしから離れようとした。
「や!やだ!やめないで!」
「リラ…?」
「…引かないでね…?」
「なにを?」
「安室さんに、ちょっと触られただけで、もうすごいことになってるの…」
「引かないよ…はやく、力抜いて?」
ちゅ…と耳にキスをしながら、甘い声でそんなことを言われるとわたしの身体の力はフッと簡単に緩む。
そして、安室さんの手がゆっくりとわたしの太ももを撫でた。
「あぁっ…」
ぴく…と身体を小さく揺らしていると、次の瞬間わたしの脳に感じたことない快感が走った。
「ひあっ…」
ショーツの上から、蜜壺の入口を安室さんの指がなぞる。
こちゅ…こちゅ…と小さい水音が響くのと同時に、容赦なく襲ってくる快楽
思わず安室さんにぎゅっとしがみついた。