【R18】 Begin Again【安室透/降谷零】
第10章 初めてのデート ☆
安室side
まずい…これ以上したら、本当に理性が飛ぶ。
そう思っているのに、僕の手がリラの胸から離れようとしない。
さらにリラの胸を感じたくて、僕は服の中に手を入れたまま背中のホックを外し、緩くなった下着の隙間から素肌に触れた。
柔らかい…
肌が手に吸い付いて来るみたいで、たまらず掌を動かすとリラから可愛い声が漏れた。
「っんぁ…」
その声が、さらに僕の理性を脅かす。
このまま、最後までしたい。
リラの服を脱がせて、裸が見たい。
太ももを撫でて、一番感じるところに触れて、もっと喘いだ声を聞きたい。
グズグズに溶けたナカに自身を突き立てたい。
中に出して僕のものにしたい。
そんなどうしようもなく欲張りな考えで頭がいっぱいなのを、リラは気付いているだろうか。
ボーッと回っていない頭でふとリラに視線を落とすと、リラは耳まで真っ赤にして僕の方を涙目で見ている。
しまった。
完全暴走し過ぎた。