第20章 イナミとウルキ集
その3 お風呂事件
今夜はクグラが一人で子供らを風呂に入れていた。ちなみにクグラは大人の姿で風呂に入っていた。
そこで事件が起きる。
クグラ「いだダダダ!!やめてくれー!!」
「!?クグラ!どうしたの!?」
涼子は声を聞き急いで風呂場に行く。
「ぷっ!…キャハハハハハ!!」
クグラを見るなり涼子は腹を抱えて笑いだす。
クグラ「笑い事じゃねぇよ!なんとかしてくれ!」
イナミ「キャハハ!!」
ウルキ「きゃっきゃ!!」
イナミとウルキが面白がってクグラの股間を掴んで引っ張ったりしていた。
クグラ「いってぇ!!頼むから引っ張るなって!!つーか、離せ!!」
イナミ「やーよ!!」
ウルキ「イヤイヤ!!」
「イナミ、ウルキ?離してあげないとパパが痛い痛いよ?可哀想でしょ?」
イナミ「ヤー!!」
更に強く引っ張り更に握り締めた。
クグラ「うぎゃーー!!やめろって!!」
クグラが叫んでいるとあまりにも騒がしいのでエトが入ってきた。
エト「クグラ!さっきから何を騒いで…ぷっ!」
クグラ「だから笑い事じゃねぇっての!!」
ウルキ「エトー!!これー!」
ウルキが持っているオモチャを『これ見てー?』みたいなノリでクグラのモノを引っ張りながら言う。
「さっきから全然離してくれないのよ。」
クグラ「下手げに離そうとしてこの前脚噛まれた時みたいにやられたら再起不能になりそうだからできねぇし…いだダダダ!!」