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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第2章 結婚


クグラの城で属鞘主催で結婚を祝う会が行われることになりました。
みんな酒を飲みいい感じに酔っ払っております。
ヒルハ「いや〜クグラ様がご結婚とはおめでたい!ただ、ヒルハは結婚するなら相手は革だと思ってましたよ〜。」
クグラ「なっ!?酔っ払って余計なこと言ってんじゃねぇ!」
カンナギ「あぁ、あん時は革にベタ惚れだったもんな。一夜を共にしたりな。」
ヤタカ「君たち余計なことを言うのはやめたまえ!」
ヨルナミ「そうですよ!涼子さんが聞いたら大変なことに…。」
酔っ払ってデカい声で話してたのでちゃんと聞いていた。
「ちょっと!クグラどういうこと!?革とそんな関係になってたなんて私知らないんだけど!?」
涼子が恐ろしい顔になる。
クグラ「…涼子!落ち着いてくれ!」
「私と言うものがありながらー!!しかも男と…許さん!!」
涼子は興奮すると霊力が暴走してしまうのだ。
クグラ「ギャー!!やめてくれー!!」
エト「涼子!落ち着け!」
「許さん!浮気者は成敗してくれる。」
会場は大荒れである。
クグラ「涼子…ごめん。でも俺の話を聞いてくれ…。」
「…クグラは1年くらい会えなくても待っててくれると思ってたのに…。私は1年後クグラに会えるのを信じて…必死に修行してきたのに…。」
クグラ「いや、1年どころか会えるまでに200年以上かかったぞ。」
「…どういうこと?」
しばらく沈黙の後
ヨルナミ「涼子さんの居た異世界と天和国の時間にズレがあるということではないですか?」
クグラ「…あぁ!なるほど!なんだよ、やっぱ俺悪くないんじゃん。」
「う〜…。クグラごめんね。」
クグラ「まったく…そそっかしいなぁ、俺の嫁は。まぁそんなところも可愛いんだけどな!」
「クグラっ!」
2人は抱き合う。
カンナギ「おい!どうでもいいがこの滅茶苦茶になった会場どうしてくれる?」
「あっ…きゃー!!ごめんなさい!」
ヤタカ「まったく人騒がせな人だ。」
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