第2章 結婚
帰宅してお風呂も済ませて部屋でのんびりしてるとクグラから言われた。
クグラ「なぁ、涼子。涼子は子供欲しいか?」
「えっ!う〜ん…クグラそっくりの子供居たら嬉しいとは思うよ?クグラは欲しいの?」
クグラ「俺は…正直、涼子との子供欲しいと思ってる。けど、俺って本当は体が子供だろ?神意で大人の姿になれても…子供までできるのかとか考えちゃってな。」
「…。試してみる?私はクグラがいればそれだけでいいけど…子供居たら嬉しいし、やれるだけやってみるのもいいんじゃないかな?」
クグラ「…今からやるか?」
大人の姿に変身し涼子をベッドに押し倒す。
「クグラ…」
クグラ「涼子…。」
涼子の服を脱がせる。
クグラ「…前から思ってたけど胸でかいよな…。」
涼子の胸を触り顔を埋める。
「んっ…。」
クグラ「…涼子。このまま…」
「クグラ…しちゃうの?」
クグラ「あぁ…このまま…寝るぞ。」
「………え??」
クグラ「何が、『え?』だよ。寝所で裸で抱き合いながら眠ると子供ができるんだろ?これが男女の営みだと聞いたぞ。」
「ん??それは誰情報?」
クグラ「兄さんが言ってた。昔、涼子と離れ離れになってから何年も経ってヤケになって妃探しを始めた頃に兄さんが教えてくれた。」
「…エトさん。…クグラがむやみに妊娠させないように考えて嘘付いたんだろうね。」
クグラ「え!?嘘!?」
「だって子供ができるには…。」
涼子は子作りについてクグラに詳しく話す。
クグラ「嘘だろー!?くそ!エトの奴!!」
クグラは裸のまま部屋を飛び出す。
「あっ!ちょっと!クグラ!服着て!」
クグラ「エトー!!よくも嘘教えたなー!!」
エト「!?クグラ!なんて格好をしてるんだ!!」
クグラ「…うわっ!ヤベェ!覚えてろ!?」
慌てて部屋に戻って行った。
エト「…何を覚えてろと?」
後日クグラはエトに男女の営みのことで問い詰める。エトは笑いを堪えるのに必死だったようだ。