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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第15章 アイツが来る


明「………そんなっ。叔母さんそんなこと一言も言ってなかったのに。」
「ふっ…お金渡して私の居所を聞いたんでしょうけど額が少なかったようね。ママは大金積まないと肝心なことは教えてくれないのよ。」
明「結婚して子供まで居たなんて。涼子ちゃんの処女奪うのは僕のはずだったのにー!!こんな男に涼子ちゃんの処女膜を…ぐあっ!!」
涼子は明に蹴りを入れた。
「下品発言はやめんかい!!」
ヤタカ「(涼子に好意を持つ奴は下品なこと言うんだな…。)」
明「だって…僕、涼子ちゃんのこと大好きだったのに。昔結婚しようと約束してたじゃないか!」
クグラ「何!?涼子本当か!?」
「私が5歳であんたが3歳の時の話でしょうが。いつの話してるのよ。」
カンナギ「なんだよ。ガキの頃の話かよ。涼子が二股かけてたのかと思って面白い話になると思ってたのに。」
ヨルナミ「これ!カンナギ!!」
「二股とかないから。明、私にとってあなたは従兄弟で幼馴染なだけなの。大好きなのはクグラだけ。だから諦めてちょうだい?」
明「涼子ちゃん…。そう…仕方ないね。ごめんね邪魔しちゃって。クグラさん…涼子ちゃんのこと幸せにしてあげてね。」
クグラ「言われなくたって幸せにするに決まってる!」
明「じゃぁね、涼子ちゃん。元気でね!」
涼子「明、バイバイ。」
明は帰っていった。
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