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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第13章 呪い屋


次の日の朝
「三神涼子!復活〜!!」
クグラ「涼子バンザ〜イ!!」
エト「こら!!復活!バンザイ!じゃないだろ!!涼子!クグラ!属鞘のみんなに何か言うことはないか?」
涼子とクグラは属鞘達の前で怒鳴られる。
「…ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。」
クグラ「黙って2人で出て行ってすみませんでした。」
エト「まったくだ。みんな必死に探し回って大変だったんだぞ。更に見つけたら涼子は意識を失っているし…。」
「ごめんなさい。」
エト「だいたいな!お前たちは普段から……」
エトの説教が長々と続く。
クグラ「…なぁ、涼子。最近兄さん愚痴っぽくないか?」(コソコソ)
「まぁクグラよりだいぶ歳いってるしね。歳とると愚痴っぽくなるじゃん?」(コソコソ)
エト「聞いてるのか!?」
「はい!聞いてます。」
エト「人が話してる時にコソコソと。だからお前達は……」
また長々と話が始まる。
涼子&クグラ「………。」
2人は目を合わせて頷く。
涼子&クグラ「お兄ちゃん!ちゃんと反省したから許して?お願い!」
2人でエトを見つめ言う。ちなみにクグラは子供の姿である。
エト「……………。」
クグラ「お兄ちゃん?」
エト「……………。まぁいいだろう。今日からイナミとウルキの世話は自分らでしっかりやるように。」
こうしてエトの説教は終わる。
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