第138章 叔母登場
ある日、天和国に涼子の叔母である圭子がやって来た。圭子と涼子は叔母と姪の関係なのだが歳が近いので姉妹のように仲良くしていたのである。
圭子「ここが天和国か…涼子は…カセフノだっけ?どうやって行くんだろう…。」
困っていると声をかけられた。
カンナギ「おぅ!涼子じゃねぇか!なにやってんだ??」
圭子「えっ!涼子をご存知で??」
カンナギ「は?お前が涼子だろ?」
圭子「いやいや、私は涼子の叔母の圭子といいます。」
カンナギ「叔母?………俺をからかってるのか?」
圭子「だからー!顔も似てるし歳も近いけど私は涼子の叔母なんですってば!よく見てよ?全く同じじゃないでしょ?」
そう言われカンナギは圭子をジッと見つめた。
カンナギ「………………あー!!乳がない!!…ぐあっ!!」
圭子「乳がない言うなー!!涼子より細いと言え!!」
涼子、涼子の母、涼子の祖母(圭子の母)は巨乳なのだが何故か圭子だけ貧乳なのである。そのことを指摘され圭子はカンナギに思い切り蹴りを入れた。
カンナギ「確かに…お前は涼子じゃないらしいな。いつもと攻撃が違う…。」
圭子「あぁ…涼子はプロレス技使うもんね。私はキックボクシングやってたから!」
※格闘技をやってる方はその辺の人にむやみに技をかけてはいけません。もちろんやってない方も乱暴な行為はやめましょう。
カンナギ「で?その叔母とやらがこんな所で何して…うげっ!!」
また蹴りを入れた。涼子以上に乱暴な性格かもしれません。
圭子「あんたが叔母とか言わないでね?涼子に会いに来たに決まってるでしょ?」
カンナギ「いってぇ…涼子に会うならカセフノだろ?なんでカグツチに居るんだよ?」
圭子「まだ時空移動覚えて日が浅いから天和国に来れたけどカセフノまで上手く行けなかったのよ! …丁度いいわ!あんた案内してよ?」
カンナギ「案内してよ?じゃねぇよ!お願いしますくらい言ったらどうだ?」
圭子「………お願いします。」
カンナギ「なんかスゲー不服そうだな。」